食べる:季節のおすすめレシピ

季節のおすすめレシピ「タラの芽」

独特の香りとほろ苦さが魅力の山菜の王様

タラの芽 食卓に春を運ぶ山菜。さっと衣をつけて、からりと揚がった山菜のてんぷらをいただくときは、春を満喫できる至福の時間です。なかでも、タラの芽は独特の香りとほろ苦さが人気で、「山菜の王様」といわれています。日本各地の山野に自生するタラの木の若芽で、古くから春の珍味として食されてきました。最近では、栽培物も増え、市場にも多く出回ります。

 タラの芽に含まれる苦さ(あく)の正体は、ポリフェノールの一種。この苦味成分が、活動的になる春に向けて、冬の間眠っていた体を内側から刺激し、目覚めさせてくれます。

 また、タラの芽は、カロテン、ビタミン類、カルシウムなど、さまざまな栄養素が多く含まれた栄養豊富な緑黄色野菜。春を感じながら、その栄養とともに、独特の味や風味を楽しみたいものです。

 他の山菜と比べてあくが少ないため、面倒な下処理は不要。根元のかたい部分を切り取り、つけ根にある茶色い部分を除きます。そのままてんぷらにすると、タラの芽本来の香りとほろ苦さが味わえます。色、香り、歯応えを楽しむなら、さっとゆでてあえ物に。炒め物にするときは、香りと食感を生かすため、加熱し過ぎないことがポイントです。

 選ぶときは長さが5cmくらいのふっくらと太くみずみずしいものを。先まできれいな緑色のものを選びましょう。

 保存は、新聞紙などに包み、冷蔵庫で2~3日。鮮度が落ちやすいので、できるだけ早く食べましょう。

タラの芽のみそ炒め

タラの芽のみそ炒め

タラの芽………………………………………………100g
姫タケノコ(水煮)……………………………………50g
豚ロース肉(薄切り)…………………………………50g
サラダ油……………………………………………大さじ1
A
みそ………………………………………………大さじ1
酒…………………………………………………大さじ1
砂糖………………………………………………小さじ1
しょうゆ……………………………………………少々

*姫タケノコがない場合は、普通のタケノコ(水煮)でも作れます。タラの芽と同じくらいの長さに切り、薄切りしたものをゆでて使います。

作り方(1人分169kcal)

  1. タラの芽はさっと洗い、汚れた部分を除きます。
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、(1)と姫タケノコを一緒に1分ほどゆでます。水にとり、水気を切ります。
  3. タラの芽の大きいものは縦半分に切り、タケノコも同じくらいの大きさに、斜めに切ります。
  4. 豚肉は1.5cm幅に切ります。Aを合わせます。
  5. 鍋に油を熱し、肉を炒めます。肉の色が変わったら、(3)を加えて炒め、全体に油が回ったら、Aを加えてからめます。

撮影:大井一範
(JA広報通信3月号から転載)

JA博多ごはんうどん
  • 郷土料理レシピ
  • アキバ博士の食農教室
  • JA博多ごはんうどん ご注文
  • JA直売所まっぷ