食べる:季節のおすすめレシピ

季節のおすすめレシピ「サトイモのコロッケ」

免疫力を高める、ぬめりパワー

フレッシュハーブ 秋から冬が旬のサトイモは、煮てよし、揚げてよし、炒めてよし、ねっとりとした食感が魅力の秋の実りです。山に自生していた「山芋」に対し、里で栽培する芋として「里芋」と呼ばれるようになりました。日本の食文化にも関わりは深く、月見には小芋を蒸した「衣被(きぬかつぎ)」を供えたり、サトイモの仲間の「八ツ頭」は、人の頭に立てるとして正月のおせち料理に供されたりと、昔からハレの日に食されてきました。

 サトイモ本来のねっとりとした食感を味わうには、電子レンジや蒸し器で皮ごと蒸すのがお勧め。皮もつるっとむきやすくなります。そのまま塩を振って食べたり、つぶしてあえ衣にする他、コロッケなどの揚げ物にするのも美味です。煮物などに使うときは、皮をむいてから、塩もみし(サトイモ200gに塩小さじ1/4程度)、洗い流すか、下ゆでをしてぬめりを取ると味が染み込みやすく、上品な仕上がりになります。一方、汁物や煮っ転がしにするときは、下ゆでをせず直接煮ると、汁にとろみがつき、サトイモの素朴なうま味が味わえます。

 選ぶときは、皮は泥付きで湿り気があり、ふっくらとしているものがいいでしょう。保存するときは、低温に弱いので冷蔵は避けます。1週間くらいなら泥付きのまま、それ以上なら泥を洗って皮をよく乾燥させてから、新聞紙に包んで冷暗所で保存します。

サトイモのコロッケ

サトイモのコロッケ

サトイモ ……… 5~6個(600g)
……… 小さじ1/4
鶏ひき肉 ……… 150g
ネギ ……… 1/2本
ショウガ ……… 1かけ(10g)
……… 少々
こしょう ……… 少々
サラダ油 ……… 大さじ1/2
小麦粉 ……… 大さじ2
卵水 ……… 溶き卵1/2個分+水大さじ1
パン粉 ……… 30g
揚げ油 ……… 適量
セロリ<付け合わせ> ……… 30g
ニンジン<付け合わせ> ……… 30g
かい割れダイコン<付け合わせ> ……… 1パック

作り方(1人分254kcal)

  1. サトイモは洗って、泥を落とします。皮付きのままラップで包み、電子レンジ(500W)で8~10分加熱します。熱いうちに皮をむき、フォークで粗くつぶします。塩小さじ1/4を混ぜます。
  2. ネギはみじん切りにします。ショウガは皮付きのまま、すりおろして汁を絞ります。
  3. フライパンに油大さじ1/2を熱し、肉をパラパラになるまで炒めます。火を止め、(2)を加えて混ぜ、塩、こしょうで調味します。(1)に混ぜ、8等分して丸めます。溶き卵に水を加えて混ぜ、卵水を作ります。衣を順に付けます。
  4. 揚げ油を中温(160~170度)に熱し、(3)を2~3分揚げます。
  5. セロリは筋を取って薄切り、ニンジンは千切りにします。かい割れダイコンは長さを半分にします。水に漬けて、パリッとさせ、水気を切り、付け合わせにします。

撮影:大井一範
(JA広報通信10月号から転載)

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