食べる:季節のおすすめレシピ

季節のおすすめレシピ「エノキタケ」

食欲増進のビタミンB1、きのこの中でピカイチ

米寒くなると鍋料理の日が多くなります。野菜の買い出しに行って、必ず手に取るのがエノキタケ。優しい白さが鍋を華やかにしてくれますし、煮上がった後の癖のない味、プルッとした歯応えもたまりません。

 さて、エノキタケをはじめ、きのこ類は全般的にビタミンB1、B2を多く含みます。特にエノキタケは、ビタミンB1をきのこの中で一番多く含んでいます。ビタミンB1は炭水化物の代謝を促進し、食欲を増進させます。また神経系統の調整などにも優れているともいわれます。

 さらに、日光を浴びるとビタミンDに変化する「エルゴステリン」が入っています。これは体内に入ってきたカルシウムの吸収力を高めるので、骨や歯を強くし、神経の興奮を抑えてイライラを解消させます。

 もう一つの長所として、食物繊維をたっぷりと含み、ほとんどカロリーがありません。便通をスムーズにする食物繊維は、大腸がんの予防やダイエットの心強い味方になります。

 このエノキタケの栄養分を十分に生かすには、鍋物や汁物に入れて、汁ごと食べることです。というのも、ビタミンB1は水に溶けやすい性質なので、汁の中に栄養が溶け出してしまうからです。汁ごと食べることによって栄養を逃さず摂取できます。

 一方で、揚げたり、焼いたりしておいしさと栄養をギュッと閉じ込めてしまうのもいいでしょう。そしてエノキタケを買うときは、弾力があって傘が白くきれいなものを選んでください。

参考文献
『クスリの食べ物-からだに効く!』(西東社)
『野菜&果物図鑑』(新星出版社)

えのきバーグ

えのきバーグ

エノキタケ ……… 1袋
万能ネギ ……… 5~6本
豚ひき肉 ……… 100g
A ……… 1/2個
しょうゆ ……… 小さじ1
しょうが汁 ……… 小さじ1/2
かたくり粉 ……… 大さじ1と1/2
サラダ油 ……… 大さじ1
大根おろし ……… 適量

作り方(1人分265kcal)

  1. エノキタケは根元を除き、2~3cm長さに切る。万能ネギは小口切りにする。
  2. ボウルにひき肉とAを入れ、よく混ぜてから(1)を混ぜる。
  3. 4等分し、約1cm厚さの小判形にまとめる。
  4. フライパンに油を熱し、中に火が通るまで焼く。中火で片面に焼き色がついたら返し、ふたをして弱火で4分くらい焼くと上手に焼ける。大根おろしを添え、好みで七味唐辛子、しょうゆでいただく。

撮影:大井一範
(JA広報通信12月号から転載)

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