食べる:季節のおすすめレシピ

季節のおすすめレシピ「ミツバ」

香りもビタミンも豊富なミツバで風邪予防

米先日、急ぎの用事で午前中に友人の家を訪ねました。話が終わったころ、間の悪いことにご飯どきになってしまいました。帰ろうとする私に「おにぎりでも一緒に、どう?」と彼女。有り合わせの具で作ったおにぎりとミツバと豆腐の赤だしのみそ汁を用意してくれました。おわんに浮かぶ鮮やかな緑の葉、湯気とともに上がるいい香り、とてもおいしいお昼を頂きました。

 ミツバのいい香りは、クリプトテーネン、ミツバエンという成分によるものです。これらは食欲を刺激し、高める作用があります。また、神経を静めるので、イライラや、不眠解消にも役立ちます。

 ところでミツバは栽培方法によって三つに分けられます。根元から切り取って収穫する「切りミツバ」、根をつけたまま収穫する「根ミツバ」、水耕栽培により密生させ細く小さいうちに根つきで収穫する「糸ミツバ」があります。どれも料理の引き立て役として登場しますが、脇役といえどもβ-カロテンやビタミンCがたっぷりと含まれている栄養価の高い野菜です。

 特に糸ミツバはホウレンソウ並みのβ-カロテンを含んでいます。これは体内の粘膜を強化し、免疫機能を高めるので風邪をはじめがんの予防に役立ちます。また根ミツバはビタミンCに富んでいるので、肌につやを与え、メラニン色素の沈着を防ぎます。

 さて調理に際しては、加熱に気をつけること。加熱し過ぎるとせっかくの色も香りも飛んでしまい、ビタミンCも壊れてしまいます。さっとゆでるか、湯通しして使いましょう。

参考文献
『野菜の手帖』(講談社)
『クスリの食べ物』(西東社)
『野菜&果物図鑑』(新星出版社)

ミツバの卵とじ

ミツバの卵とじ

糸ミツバ ……… スポンジ2個(40g)
焼きふ ……… 8個(10g)
釜揚げシラス ……… 大さじ2(40g)
……… 2個
A だし ……… カップ1/2個
酒・みりん ……… 各大さじ1
しょうゆ ……… 大さじ1/2
……… 少々

作り方(1人分148kcal)

  1. ミツバは葉と茎に切り分け、茎は3cm長さに切ります。
  2. ふは水に漬けて戻し、水気を絞ります。卵はほぐします。
  3. 鍋にAを煮立て、ふ、ミツバの茎、シラス、ミツバの葉の順に広げて入れます。再び煮立ったら、卵を回し入れます。卵が半熟になったら火を止め、ふたをして1分ほど蒸らします。

撮影:大井一範
(JA広報通信1月号から転載)

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