食べる:季節のおすすめレシピ

季節のおすすめレシピ「納豆」

健康維持に納豆のパワー

米夕食の直後、食べ盛りの息子が冷蔵庫から納豆を取り出しました。そして食パンを出してトースターに入れ、焼いている間に納豆をかき回しています。こんがり焼けたトーストにいそいそとバターを塗り、糸引く納豆を載せてガブリ。納豆好きの彼にとって、何よりの「デザート」のようです。

 納豆は日本が誇る、優れた発酵食品。大豆だけでも栄養豊富な上に、発酵で生まれた栄養素がバランス良く含まれているからです。

 その一つはナットウキナーゼという納豆特有の酵素です。これは血液中にできる血栓を溶かし、血行を良くする働きがあるそうです。加齢とともに起こりやすい脳梗塞(こうそく)など、血行にかかわる病気の予防に役立つといわれています。

 もう一つは納豆特有のネバネバです。これはグルタミン酸がつながったポリグルタミン酸に、フラクタンという物質が絡み合ったものです。ポリグルタミン酸には、カルシウムの吸収を高める働きがあり、骨を丈夫にするほか、美肌効果も期待できます。

 そのほか大豆そのものに含まれる大豆サポニンの効用も見逃せません。大豆サポニンは脂肪の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を防ぐので、動脈硬化の予防に役立つといわれます。また、大豆に含まれるビタミンB群は、疲労を回復させます。

 このように栄養豊富な納豆には、アミラーゼなどの消化酵素も含まれているので消化も良く、子どもからお年寄りまで安心して食べられます。

 ところで、ネバネバとにおいが苦手な人もいるでしょう。薬味をたっぷり使ったり、酢、大根おろし、海藻類と混ぜれば、違った食感で食べやすくなります。

参考文献
『野菜&果物図鑑』(新星出版社)
『クスリの食べ物』(西東社)
『新食品成分表〈2007〉』(一橋出版)

納豆入りいなり袋


納豆入りいなり袋

油揚げ ……… 2枚(50g)
ネギ ……… 1本(100g)
ひき割り納豆
(普通の納豆でもOK)
……… 2パック(80g)
A 削りかつお ……… 5g
しょうゆ ……… 大さじ1/2
納豆のたれ(またはしょうゆ) ……… 小さじ1/2

作り方(全量で201kcal)

  1. 油揚げはペーパータオルで押さえて、油を軽く取ります。半分に切り、袋状に開きます。
  2. ネギは緑の部分も含めて小口切りにします。納豆にAをよく混ぜたら、ネギを混ぜます。
  3. (1)に(2)を詰めます。(1)の口をつまようじで留めます。
  4. アルミホイルに載せ、オーブントースターで2~3分ずつ表裏を焼きます。こんがりと焼き色がついたら出来上がりです。

撮影:中里一暁
(JA広報通信1月号から転載)

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