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JA筑紫「"幻の味"を守り続ける─さいふうどん木村製麺所」(大宰府市)」

「さいふうどん」の歴史を守る木村さん夫妻(右から2人目と3人目)と松藤さん夫妻
「さいふうどん」の歴史を守る木村さん夫妻(右から2人目と3人目)と松藤さん夫妻

 歴史と文化のまち太宰府市、太宰府天満宮の参道入り口近くの鳥居を左に進むと、明治期の「幻の味」と出合える――。

 松藤聡さん、つるよさん夫妻は、今年1月に「さいふうどん 木村製麺所」を開店。製麺所2代目・木村徳幸さん、鈴子さん夫妻も温かく見守る。

 「木村製麺所」自慢の「さいふうどん」は、地元太宰府で長きにわたり愛され続ける逸品だ。起源は、明治末期ごろに太宰府表参道で、土産として販売されていた。時がたち、約15年前から木村製麺所が、当時の味を忠実に現代へ再現。昔ながらの石臼びきの国産小麦を使っているため、色は少し浅黒い。食物繊維やミネラルを豊富に含む。

 さいふうどんの伝統を守り、ブランド化を進めようと、松藤さん夫妻は、念願だった店を始めた。

 うどんは6種類(各500円)で、観光客にも大人気の「明太子天さいふうどん」や季節限定の店主自ら収穫した「たけのこ天さいふうどん」(780円)がお薦めだ。材料は、JA筑紫直売所ゆめ畑や出荷者から、ネギやゴボウなど地元の旬野菜などを仕入れる。うどんと共に地場産の味を広めようと、地域活性化にも積極的だ。

 今後について、松藤さん夫妻は「職人技が光る2代目を始め、木村製麺所が築いた60年以上の歴史を守り、認知を広げたい」と意気込みを話す。(筑紫)

お店情報

名称:
「さいふうどん 木村製麺所」
場所:
太宰府市宰府3丁目3の31
営業時間:
午前11時~午後4時ごろまで
定休日:
毎週火曜日
問い合わせ:
電話 092(922)0573