JA筑紫「一龍‐「黒油」にファンとりこ(春日市)」
右から店主の高田祥裕さん、高田龍三さん、田中將仁さん
「ラーメン」戦国時代の昨今。県道31号沿いに、ラーメン通も足を運ぶ人気店がある。
店主の高田祥裕さんは、8年ほど前に「一龍」をオープン。「九州ラーメン総選挙」で3年連続上位入賞するなど、幾多のラーメンファンをとりこにする。
一番人気は、においの残らない黒焦がしニンニク油を浮かべた「黒とんこつ」(550円)だ。高田さんが、同じ道を志す兄から受け継いだ「黒油」は、今や「一龍」の代名詞になっている。
店で使う厳選素材の中には、地元春日市で農業歴約50年の父・龍三さんこだわりの米や野菜も含む。ラーメンと共に、自慢の地場産の味を広めている。
研究熱心な高田さんは、食べ歩きにも積極的に出掛ける。1日に5、6軒回ることもあるほどだ。高田さんは「味はもちろん、ラーメンがどんな表情で出てくるのか、ファーストコンタクトが楽しみ。今後も地元に愛され、お客さまに喜ばれる店づくりをしたい」と笑顔で話した。
(筑紫)
お店情報
- 名称:
- 「一龍」(いちりゅう)
- 場所:
- 春日市岡本1の5
- 営業時間:
- 平日午前11時30分〜午後3時、土曜日午前11時30分〜午後4時
- 定休日:
- 日曜日・祝日
- 問い合わせ:
- (電)092(591)5501