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JAにじ「加工品販売や喫茶営む‐山麓家(うきは市)」(2012年9月1日掲載)

山麓家のメンバーとして「天然茶家369」を営む那須直子さん 
山麓家のメンバーとして「天然茶家369」を営む那須直子さん 

 古い引き戸を開けると、広々としたたたずまいに、どっしりとしたテーブルと椅子が出迎えてくれる。昔ながらの高い天井と太い梁(はり)、柔らかい明かりが訪れた人を和ませる。

 うきは市吉井町の国道210号沿いにある白壁土蔵の街並み。古い商家の一つを、維持保存を目的に市が無料開放しており、屋内は共同スペースとして、地元の農家らでつくる山麓家が農産加工品販売や喫茶を営んでいる。

 山麓家メンバーは、果樹やイチゴの栽培農家、東日本大震災被災地からの移住者や自主避難者ら十数人。

 加工品や喫茶、ランチメニューを提供する「天然茶家369(みろく)」は、地場産を主に、ジャムや料理ソース、環境に配慮した暮らしの雑貨なども販売。また、米や大豆、菜種油を使った菓子や梅酵素ジュースなどが味わえる。動物性食品と添加物を加えないランチを提供する「ポカラカ食堂」には、こだわりのメニューがそろう。

 「天然茶家369」の経営者・那須旭さん、直子さん夫妻は6年前に市内浮羽町に移住し、今は被災者の受け皿的存在でもある。「うきはの人と農産物に支えられてきた。この仕事を通じて恩返ししたい」と直子さん。新たに福岡県の制度を活用して「子育て応援の店」にも登録し、「人をつなぐ場にしたいので、気軽に立ち寄ってほしい」と思いを語る。(にじ)

お店情報

名称:
山麓家
場所:
うきは市吉井町1153の1、町並み交流館商家
営業時間:
カフェ天然茶家369、売店は午前10時~午後5時、ポカラカ食堂(地場菜食ランチ)は午前11時半~午後3時
定休日:
カフェと食堂は月曜・火曜、売店は月曜。問い合わせは、0943(75)2572。