チャレンジ! 家庭菜園

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花も実もあるオクラ、育て方のコツ

レタス、きゅうり施肥のポイント 夏を越して晩秋までも実(莢果=きょうか)と花が楽しめるオクラは、容易に育てることができるので、家庭菜園や庭先、そしてプランターでの栽培におすすめです。

 食べ方は、刻んで生のままだけでなく、さっとゆでたり、いためたりとさまざま。サラダやてんぷら、みそ漬け、かす漬けと、使い道が広いのも魅力です。

 高温性なので10度以下の低温では生育が停止し、落葉したりします。よく「畑に植えたけれど、一向に伸びず枯れたりする」という声が聞かれるのは、早く植え過ぎたり、苗が低温に遭うことで起こる場合が多いのです。水不足と勘違いして水をやり過ぎると、地温が下がって過湿で立枯れ病などが発生し、失敗を助長してしまいます。

 十分暖かくなってから、黒ポリマルチをして、ベッド幅90cm、通路60cm、株間40cmぐらいに植えます。1カ所4~5粒まきとし、発芽したら2~3株を残して育てます。前期の育ちは遅いので、1カ所2本植えとし、早期収量を高めるのが得策です。自分で種をまくと、数ある改良品種、特徴ある品種の中から、好みのものを買い求めて栽培する楽しみが味わえます。

 栽培管理の留意点としては、茎葉の育ち具合をよく観察し、図のように葉が込み過ぎたら、適宜、葉を摘み取って通風を良くすることです。逆に肥料不足や、なり疲れると花の咲く位置が高くなり過ぎ、花から上の葉数が少なくなります。その場合は、思い切って実を若取りし、株間あるいは大きく育ってからはあぜ間に追肥します。多肥にし過ぎて過繁茂になると、イボ果が出たり、曲がり果が多くなったりします。

 また、ネマトーダ(センチュウ)に弱いので、発生した畑は避けて連作をしないよう注意しましょう。

 

板木技術士事務所 板木利隆
(JA広報通信4月号から転載)