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厳しく育て“丈夫”に─JAみい青年部 久保田康平さん

農業へ夢が広がる久保田さん
農業へ夢が広がる久保田さん

 「栽培は子育てのように」。そう語るのは、JAみい青年部の久保田康平さん(28)。

 今年1月25日に設立した(株)KBCファームの一員でもある。

 久保田さんの経営作物は水菜、パセリ、シュンギク。7,000坪という広大な面積の中で7割は水菜だ。土づくりや肥料、水管理とさまざまなところにこだわりを持つ。水は必要最低限与え、あえて厳しい環境で育てる、甘やかさない“子育て法”だ。そうすることで、丈夫な日持ちする水菜が育つ。

 そんなこだわりを持つ久保田さんは、実家が農家であり小さいときから農家の道を決めていた。

 農業高校に進み、東京農業大学短期大学を卒業後、オランダにファームステイ。そして就農し、6年目だ。

 水菜は出荷量が重視されるため、均一に育てなければならない。難しいと感じることもあるが、納得したものができたとき、そして食卓に並んだときにとてもやりがいを感じるそうだ。また、若手同士で意見交換することで情報を得られる、仲間との関わりも大切にしている。

 久保田さんの夢は「安価で新鮮な野菜をお客さまに届けること。そのためによりお客さまに近づける方法を試みる。そしてお客さまの顔が実際に見える販売をすること」という。力強く、夢を語る久保田さんに芯の強さを感じた。

 

大学生記者 福岡大学・上田彩乃
大学生記者 福岡大学・上田彩乃