学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

おいしさと安全に力─JAむなかた管内 中野雄子さん

母親の視点で安全な野菜作りに取り組む中野さん
母親の視点で安全な野菜作りに取り組む中野さん

 「幼いころから親の働く姿を見ながら田んぼを駆け回るのが好きだった」と楽しそうに語るのは、JAむなかた管内で農業を営んでいる中野雄子さん(33)。

 中野さんは中学卒業後、農家を継ぎたいと考えていたが、両親の勧めで進学、熊本県立大学を卒業後就農し、米や野菜を生産している。就農して11年目の現在、両親と3人で5・3ヘクタールの田畑で米やキャベツ、カリフラワーなどを栽培している。

 キャベツや米、カリフラワーはJAに出荷し、レタスやセロリなどは農産物直売所「あんずの里市」に出荷している。消費者と顔が見える関係を大切にしたいと直売所に出荷し、消費者の声に喜びを感じている。

 中野さんは二児の母親でもあり、子どもたちの食育にも力を入れていきたいと語る。

 結球レタスやセロリは、1995年から減農薬・減化学肥料に取り組み「ふくおかエコ農産物認証制度」の認証を受けており、安全でおいしい物を作ることへのこだわりがある。

 また、学校給食への野菜供給にも取り組み、子どもたちの健やかな成長を願う。

 今後の目標は、自分の子どもが農家で育ってきた環境を受け継ぎ、次の世代に農業をつないでいくこと。そして「子どもや大人が、楽しんで農業を体験できる機会をつくりたい」と笑顔で語る中野さん。子育てと農業に対する意気込みを感じた。

 

大学生記者 福岡教育大学・濱田賢人
大学生記者 福岡教育大学・濱田賢人