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土こだわり おいしく JA柳川 沖 達也さん

おいしいアスパラガスを作りたいと日々挑戦を続ける沖さん
おいしいアスパラガスを作りたいと日々挑戦を続ける沖さん

 今回はJA柳川の沖達也さん(27)に話を伺った。アスパラガスを栽培する若手農家だ。高校のころから祖父の手伝いをし、通年で生産できるものを求め2年前から本格的に始めた。

 経営面積25アール、8棟のハウスで育つアスパラガスは、夏場の6月から盆を過ぎるころまで収穫が多い。アスパラガス作りに対するこだわりは、有機質肥料100%を使った土づくりだ。魚の骨などを原料とした有機質肥料で土づくりを始めると、甘味が強く出て柔らかくなった。いい土にはミミズがおり、通ったあとが柔らかくなるため、アスパラガスは無理なく頭を出すことができる。そこが甘味の出る秘訣(ひけつ)でもある。

 そんな沖さんの夢は、一人前になること。まずは、減農薬栽培に取り組み、将来は無農薬でも栽培できる環境をつくりたいと自分のやり方を模索中だ。お客さんに「うまかね」と言ってもらえるようなアスパラガスを作りたい、またそう言ってもらえるのがやりがいでもあるという。

 早速、取れたてを食べてみた。一口目で甘さが口の中に広がる。驚くほど甘くて柔らかく、ぱくぱくといくらでも食べたくなった。

 沖さんのおいしいアスパラガスを作りたいという情熱と、農業を楽しむ様子がにじみ出ていたのが印象に残る。

 

大学生記者 中村学園大学・大塚遥奈
大学生記者 中村学園大学・大塚遥奈