学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

野菜が魅了 バイキング―耳納の里(JAにじ)

野菜料理を中心とした数多くのメニューを心ゆくまで味わうことができる
野菜料理を中心とした数多くのメニューを心ゆくまで味わうことができる

 またも直売所の新たな可能性を見つけてしまった。うきは市吉井町にたたずむ「JAにじ耳納の里」は、直売所と複数の施設が連なった新しい形の産直市場である。

 にじの耳納の里の各施設ではパンや甘味、豆腐、ソフトクリームなどの製造・販売が行われているが、その中でも特筆すべきはバイキングレストラン「夢キッチン」である。

 夢キッチンは地産地消をコンセプトに据えた、野菜中心のバイキングレストランになっている。材料になる野菜のほぼ全てを隣接の直売所から仕入れており、おいしく新鮮な野菜を惜しみなく使った料理を取りそろえている。季節ごとにメニューも変わっていくので、来店するたびに違った味を楽しむこともできる。

 私も早速食べてみたが、「素材の味が生きている」とはまさにこのことをいうのかと思い知った。野菜の味を生かし薄めの味付けにしているというのもあるだろうが、それ以上に野菜の質の高さ・新鮮さがこの味を生み出す大きな原動力になっているに違いない。夢キッチンのこだわりである「その日に出荷された野菜を使う」ことがなせる技だろう。またここで気に入った料理があれば、直売所で素材をそろえて自宅で調理・実践に移せるのも、他の料理店にはない良さだろう。

 拡張工事後、4月にリニューアルオープンする耳納の里。直売所の野菜を生かす調理法を知りたいなら、隣の夢キッチンまで足を運んでみることをお勧めしたい。

メモ

JAにじ耳納の里
うきは市吉井町福益130-1。2009年度販売高は9億8400円。売り場面積は480平方メートルで、年間利用客は61万5000人。

大学生記者 九州大学・川田大輔さん
大学生記者 九州大学・川田大輔さん