学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

ブドウの可能性探る 鞍手町 福原誠志郎さん

「今後は6次産業化へも挑戦したい」と語る福原さん
「今後は6次産業化へも挑戦したい」と語る福原さん

 今回取材したのは鞍手町でブドウを栽培する福原誠志郎さん(24)。ブドウ農家を営む家族の姿が就農へのきっかけとなった。

 3.6ヘクタールの圃場(ほじょう)には、「巨峰」を中心に「翠峰」「シャインマスカット」「ロザリオビアンコ」の木が広がる。栽培する上で特に力を入れているのは「枝の選定」だ。

 良い枝を残せるかどうかでブドウの一年が決まるので、見極めには慎重さを要する。出荷の時期から勢いを見て枝を選んでおくというから驚きだ。そうして実ったブドウは、主にJA共販や直売所で対面販売される。

 収穫のタイミングが難しい青系も、味を外さぬよう気を付けているだけに「リピーター(再来訪者)のお客さまの顔を見ると安心する」と語る。

 そんな福原さんにとっての農業は「自由」。責任を伴った上での自由は、自身の中での試行錯誤でもある。しかし、考え過ぎず自由に育てるのもスタイル。袋の中から現れたブドウは丸々として輝いていた。「今後は加工品に挑戦していきたい」と意気込みを見せてくれた。

 福原さんから広がっていくブドウの可能性を強く感じ、期待感に胸が高まる。

 

大学生記者 中村学園大学 大塚遥奈
大学生記者 中村学園大学 大塚遥奈