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ナス おいしさ知って─柳川市 松藤昭彦さん

努力の成果が楽しみな松藤さん
努力の成果が楽しみな松藤さん

 今回取材したのは、柳川市大和町でナスを栽培している松藤昭彦さん(38)。松藤さんは建設関係の仕事に就いていたが、農家の奥さんとの結婚を機に32歳で農業の世界に足を踏み入れた。義父に教わりながら技術や知識を習得し、今では柳川のナス農家でもトップクラスの栽培面積を誇っている。

 2000平方メートルと柳川で1番の面積を誇る農地で、特に「省太(しょうた)」という品種のナスを栽培している。「省太」の特徴は、作業の省力化で自ら受粉を行ってくれるため、通常行うホルモン処理の作業を省くことができる点だ。肉厚で身が締まっていて、天ぷらにするととてもおいしい。

 松藤さんにとっての農業は「努力」。病気や虫から守り、色とつやの良いおいしいナスを育てるためには、温度や湿度の徹底した管理が必要だ。また、ナスは子どもの嫌いな野菜によくランクインするなど、他の野菜に比べて人気が低いことを受け、松藤さんはもっと世間にナスのおいしさを伝えていきたいという。

 農作業で忙しいが、試食販売などを通して消費者との交流の場を増やしていくことが目標だ。

 ひたむきな努力を続ける松藤さんからは、おいしいナスを届けたいという強い思いを感じた。

 

大学生記者 福岡女子大学 小山佳菜子
大学生記者 福岡女子大学 小山佳菜子