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確かな「あまおう」作り 大木町 田中藤二さん

「あまおう」に強い愛情を込めて作業する田中さん
「あまおう」に強い愛情を込めて作業する田中さん

 今回取材したのは大木町でイチゴ「あまおう」を栽培している田中藤二さん(36)。独立して何かをやりたかったという田中さんは、東京でバーテンダーをしていたが、29歳で福岡に戻り親から土地を譲り受け、33歳で栽培を始めた。初年度は苦労も多かったが、同級生が「あまおう」栽培をしていたなど、周囲の人から多くの助けがあり、農業が形になってきたと言う。

 田中さんのこだわりは「無理をしないこと」。忙しい時期には眠れないこともあるが、プライベートの時間は大事にし、ストレスを発散する。生き生きと語る田中さんの姿から、そうしてイチゴとうまく関係を築いているように感じられた。

 農業を2文字で表すと「未来」。3年同じことをやっているようだが毎年違い、なかなか先の見えない仕事だが、そこに将来性を感じるそうだ。今の面積が一人で全てのイチゴに目の届くぎりぎりの面積。敷地面積は増やさず、今の範囲で間違いのない「あまおう」を作りたいと熱く語る。

 若々しく、「あまおう」に対して強い愛情を持った田中さん自身に、「あまおう」の「未来」を感じた。

 

大学生記者 福岡女子大学 久保奈美
大学生記者 福岡女子大学 久保奈美