学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

特産「大葉春菊」に驚き―大地の恵み西中店(JA北九)

新鮮な野菜を求め客が絶えない店内
新鮮な野菜を求め客が絶えない店内

 深緑色の葉。独特の匂いがなく柔らかい食感。小倉生まれの「大葉春菊」は今が旬の真っただ中だ。北九州市小倉南区にあるJA北九の直売所「大地の恵み」は、幹線道路のすぐそばにあり1日に約700人以上もの人が訪れる。店内には小倉南区産の野菜や漬物、小倉牛などがぎっしりと並ぶ。

 「大葉春菊」は「ローマ」と呼ばれる品種で、地域農産物のブランドにするために約30年前から作られている。一般のシュンギクよりも葉にギザギザが少なく、葉の1枚1枚が肉厚だ。匂い、苦味が少ないため、生で食べることができる。サラダ、刺し身のつま、鍋、おひたしと、調理方法も多様だ。

 「うちは普通のシュンギクじゃなくてずっと大葉春菊よ。食べやすいし、歯触りもいい」買い物に来た主婦は「大葉春菊」の食感が好きだと話す。

 早速、私も購入し、サラダと鍋の2種類で食べたが、シュンギク特有の匂いがなく食べやすい。普通のシュンギクが苦手な人も、これならいくらでも食べることができそうだ。

 北九州市出身でありながら「大葉春菊」を知らなかった。小倉の郷土食の代表である床漬同様に、「大葉春菊」も地元を代表する野菜として、これからどんどん新しい伝統を築いていくだろう。北九州だけではもったいない。もっとたくさんの人に味わってほしい。

メモ

JA北九「大地の恵み西中店」
「大地の恵み西中店」は北九州市小倉南区徳吉西1の4の11。売り場面積は180平方メートルで、2009年度販売高3億3000万円、利用客数23万7000人。

大学生記者 福岡女子大学・山口舞子さん
大学生記者 福岡女子大学・山口舞子さん