学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

安心 有機栽培が好評 JAみづまみづまの里農産物直売所 酒見修二さん

愛情を込めて作った野菜を出荷する酒見さん
愛情を込めて作った野菜を出荷する酒見さん

 今回取材したのは、JAみづま「みづまの里農産物直売所」にタマネギ、ピーマンなどの野菜や卵を出荷している同直売所会長の酒見修二さん(63)。サラリーマンだったが、親の介護を機に就農し、15年目になる。

 こだわりは、米ぬかを配合した肥料づくり。化学肥料は使わず、野菜には米ぬか、堆肥、鶏ふんを、鶏には大豆、野菜くずなどの有機物を与えている。

 酒見さんの商品はお客さんに好評だ。特に、有機栽培は仕事量が数倍になるため、続けるか迷うこともあるが、お客さんの「おいしい」の声を聞くとやめられないという。

 独自で取り組んだ肥料づくりの成果が見え始め、本格的に野菜作りを始めたのが就農して10年目。農業をやりながら自分の道が見えてきたという。

 酒見さんの今後の目標の一つが、「後継者づくり」。新規就農セミナーにも参加するなど、次世代への思いは強い。そしてもう一つが「農家の生きがいになる直売所」の実現だ。高齢で農業を引退した人でも、野菜を農協へ出荷し直売所で売ることで、生きがいを感じられるような関わりをつくりたいそうだ。

 取材を通して、酒見さんの農業への情熱を感じた。これから、酒見さんの思いが現実となることを期待したい。

 

大学生記者 福岡女子大学 大宅梨香さん
大学生記者 福岡女子大学 大宅梨香