学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

特産「フルーツ感覚のトマト ― かっぱの里若松店(JA北九)

野菜だけでなく、さまざまな食材でいっぱいの主婦のかご
野菜だけでなく、さまざまな食材でいっぱいの主婦のかご

 「かっぱの里」! 名前から目を引かれる直売所だ。この名前は、地元にかっぱ伝説が多数存在することから名付けられた。そんなJA北九「かっぱの里若松店」の最大の魅力はトマト。

 中でも、「若松特選トマト(水切りトマト)」は北九州市の「食」の認定ブランドにもなっているほどの実力だ。

 そのおいしさの秘密は水加減。驚いたことに、トマトにやる水の量を調節し、木に負担をかけることでトマトは甘さを増すという。

 それは甘く、おいしく、野菜というよりはフルーツ感覚で簡単に食べられる。皮が硬いのが特徴で、大きさは通常のトマトの半分ほど。4、5個入りで380円程度。

 トマトというのに、加工品もジャム、ムース、ゼリーとバラエティーに富んでいる。

 残念ながら、私が取材に訪れた1月は若松特選トマトの季節ではなかった。

 しかし、旬の時期になると開店早々トマトの争奪戦で完売してしまうほどの人気商品だそうだ。「甘味と酸味のバランスが良いのよ! 1回食べてみたらピンとくるのにねー」と残念そうにジュニア野菜ソムリエの波多野律子さんが言う。かっぱの里若松店一押しの若松特選トマト。このトマトが店頭に並ぶ3月が今から待ち遠しい。

メモ

JA北九「かっぱの里若松店」
JA北九「かっぱの里若松店」は、北九州市若松区大字払川470の1にある。売り場面積は約180平方メートル。年間約15万人が訪れ、約2.5億円を売り上げる。

大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん
大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん