学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

「収穫」の楽しさも販売 ― くるるん夢市場(JA福岡大城)

一株一株が栽培容器に入ったまま並んでいるきのこ
一株一株が栽培容器に入ったまま並んでいるきのこ

 「新鮮さと楽しさを消費者に」

 昨年4月にオープンしたJA福岡大城「くるるん夢市場」は、店内に入るとまず明るくおしゃれな空間に驚かされる。天窓から光が差し込み、壁や販売台にはたくさんの商品POP(購買時点広告)や出荷者の写真が飾られている。そのすてきなPOPは、鶴岡政治郎店長の手作りの自信作で、品選びのお役立ち情報が掲載されている。写真からは出荷者の人柄、商品への愛情やこだわりがにじみ出ていた。

 しかし、何よりも目を奪われるのは、きのこのユニークな販売方法だ。棚は青く光るLED(発光ダイオード)で近未来的に飾られている。

 そして面白いことに、きのこの1株1株が栽培容器に入ったまま並んでいる。生産者直売ならではの演出だ。

 種類はシメジ、エリンギ、エノキタケ。大木町はきのこ生産量が九州一だという。

 それを消費者自身が摘むことで、収穫する楽しさと新鮮な香りと食感を提供したいそうだ。

 実際に購入した柳川市在住の女性2人は、「近くに寄った際には「きのこ狩り」目当てで訪れている」という。その摘みたては1株100円とお買い得で、1日に250株も売り上げている。

 ここでは季節を問わず気軽に「きのこ狩り」ができる。さらにどれも香り豊かで大きなものばかりだ。私も摘み応えのあるきのこたちを収穫しに行こうと思う。

メモ

「くるるん夢市場」
「くるるん夢市場」は敷地面積222平方メートル。年間来客数14万人で、1.4億円を売り上げる。

大学生記者 福岡女子大学・河毛和子さん
大学生記者 福岡女子大学・河毛和子さん