学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

安全 おいしさに自信
JA筑紫ジネンジョ生産 坂井達次郎さん


「ジネンジョは粘り気が強く甘味もある。ぜひ食べてほしい」と話す坂井さん

 今回取材したのは、JA筑紫管内でヤマノイモ(ジネンジョ)とアスパラガスを栽培する坂井達次郎さん(31)。働いていた青果店でのジネンジョ農家との出会いがきっかけで興味を持ち、2年の研修を経て本格的に農業を始めた。20アールの農地で育て、年間1トンほどを出荷する。

 栽培は3、4月の定植から始まる。120センチの波トタンを一つ一つ手作業で土に斜めに差し込み、種芋を植え付ける。長いジネンジョを真っすぐ成長させ、傷つけずに収穫するための一工夫だ。夏は草取りや追肥をし、11月中旬〜2月に収穫する。

 こだわりは化学肥料を使わないこと。コストはかかるが「皮ごと味わってもらいたい」との思いがあるからだ。また、満足する味に近づけるために、肥料の量や水はけなどの環境づくりにも気を配る。

 お薦めの食べ方は、ジネンジョを皮ごとすること。栄養分を逃さず、おいしく食べられるという。また、スライスしたジネンジョをポン酢とゆずこしょうであえて、酒のさかなにするのが坂井さん流だ。なかなかお目にかかれない高級品のジネンジョだが、ぜひ味わってみたい。

 


大学生記者
福岡女子大学 大宅梨香さん