学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

住宅地でクリーン栽培
福岡市リーフレタス 木村洋介さん


自宅の隣にビニールハウスがあるため「休みの日も気になって、つい足を運んでしまう」と笑顔で話す木村さん

 福岡市東区の住宅地の一角に突如現れたビニールハウス。今回取材したのは、そこでリーフレタスを栽培する木村洋介さん(36)。就職していたが脱サラし、親の手伝いで農業を始めた。東京のレタス農家を視察したことをきっかけに興味を持ち、2年前からリーフレタスやミニチンゲンサイ、ルッコラを栽培している。

 リーフレタスは、夏は1カ月、冬は2カ月ほどで成長するため、年間8、9回生産する。自ら価格を設定し、近所のスーパーや中華料理店に出荷している。サラダはもちろん、しゃぶしゃぶでもおいしいそうだ。

 驚いたのは、ハウスの清潔さだ。靴を脱いでハウスに入ると、緑鮮やかな野菜たちが整然と並んでいた。「できるだけ農薬を使わずに、きれいな野菜を提供したい」と木村さんは言う。480平方メートルあるハウス内をきれいに保つために、清掃や虫の駆除を徹底している。

 リーフレタスの栽培を始めて2年目。品質維持に向けて模索中の毎日であり、現状維持が目標だ。住宅地にあるハウス内でのクリーンな農業。取材を通して、新しい農業の形を発見できた。

 


大学生記者
福岡女子大学 大宅 梨香さん