学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

熱意持ち技術高める
古賀市泰正農園 安武和寛さん


新鮮で安全・安心な水菜を多くの人に届けたいと笑顔で話す安武さん

 今回取材したのは、古賀市の泰正農園で水菜を栽培している安武和寛さん(34)。泰正農園では家族3人と従業員11人で年間50〜60トンの量を生産する。

 実家が農家だったものの、当時はあまり継ぐ気がなかったという安武さん。しかし、東京農業大学で、ある先輩と出会い、東京都清瀬市の農業を見て、今までの農業に対するイメージががらりと変わり、農業の道へ。

 水菜には多くの栄養素が含まれ、腸内環境を整える作用や美肌作用などを持つ。栽培には温度や湿度、気圧、さらには月の満ち欠けなど多くのことが関与するため、「普通のことを普通にするのが一番難しい」と話す。

 こだわりは自分で実験をして納得したことしか実行しないこと。ただ、周りの評判がいいからといった理由で取り入れるのではなく、しっかりと自分で効果を確かめるという。

 また、安武さんは水菜と同時に米やキャベツ、タマネギなども生産する。特に最近力を入れているのはキャベツ。まだまだ未知なことが多く、面白いと語る。

 今後は、技術提供が遅れている発展途上国へ日本の高い技術を教え、継承していきたいと語る。常に新たなことに挑戦していく姿に、安武さんの農業にかける強い熱意を感じた。

 


大学生記者
福岡女子大学 田中季歩さん