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JA粕屋いちご部会「あまおう」高設栽培 水上哲実さん
環境整備にこだわり


小まめに手入れをする水上さん

 今回取材したのは、JA粕屋いちご部会に所属し、イチゴ「あまおう」を栽培している水上哲実さん(67)。水上さんのイチゴは高設栽培であり、夫妻で生産している。

 同部会での出荷先は大阪市場や青果市場、ジュース工場や製菓店などさまざまだ。2004年秋ごろからイチゴ栽培に取り組んだというが、初めは知識もなく試行錯誤の繰り返しだったと語る。

 その経験から水上さんは環境整備にこだわるようになった。風通しや日照時間に重点を置き、不要な葉は手入れして除いていく。ハウスの湿度や温度などを調節し一定の条件で保つ工夫をする。

 収穫は毎日行い新鮮さを保つ。農薬を減らすような工夫もしている。そのような努力を重ね続けた結果、同部会は2013~17年の5年間、10アール当たり収量が伸び続け、県で2番目になったことで今年8月、「博多あまおう15周年記念大会表彰」において躍進賞を受賞した。

 今後の目標は、イチゴの栽培面積を倍に増やすことと家族に継いでもらえるようにすることだという。「死ぬまで農業を続けたい」「農業が楽しい」「生きがい」と語る水上さんの目は生き生きと輝いていた。

 


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