学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

小松菜生産・出荷 緒方 宏平さん(32)
高品質の収量増が第一


「品質の良いものを消費者に届けたい」と笑顔で話す緒方さん

 今回取材したのは、JAみい管内で小松菜を主に生産・出荷する緒方宏平さん(32)。銀行員として仕事をしていたが、家族や周りの人が農業に携わっていて楽しさや、やりがいを知っていたため就農を決意。30歳までに年間1000万円稼ぐことを目標とした。

 「Ring ranza」(イタリア語で感謝・希望)という会社を立ち上げ、従業員と共に小松菜を生産している。

 ハウスの面積は約3ヘクタールあり、1日約800ケース(1ケース4キロ)収穫している。生産へのこだわりは「とにかくいい品物を作ること」という。JAに販売を委託しているので、高品質の収穫量を増やすことを第一にする。

 苦労したことは、「自然相手なので教科書通りにいかず、天候などの状況を毎年見て考えながら感覚を養うのが難しい」と話す。また「小松菜部会では日本版農業生産工程管理(JGAP)認証を取得しており、信頼を高めたい」と語る。

 今回、取材に伺う前は農業は“きつい”“大変”というイメージが大きかったが、緒方さんのように若くして成功している人を見ると、とても夢のある職業であると感じた。これから農業に携わる若い人が増えていくことが楽しみだ。

 


大学生記者
日本赤十字九州国際看護大学 水野明子さん