学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

スイカ栽培 天野 隆司さん(32)
成熟度 日付棒で管理


大きくて立派なスイカを収穫する天野さん

 今回取材したのは、JA北九管内でスイカを栽培する天野隆司さん(32)。大玉・小玉スイカに加え、キャベツやミニトマトも栽培している。

 天野さんは農業大学校を卒業後、JA北九に就職。29歳のとき、父親の病気を機に就農を決意した。以降、両親と天野さん3人で露地栽培3ヘクタール、ハウス30アールという広大な畑を管理している。

 受粉した果実が卵くらいの大きさになったころ、果実の近くに日付ごとに違う色の棒を立てて目印にする。スイカの成熟度合いを管理し、一番おいしいタイミングで出荷できるように工夫している。

 「買ってもらうからにはおいしいものを提供する必要がある」と、収穫終わりの時期には糖度が落ちてしまうことを考慮し、出荷量を減らして品質を保っている。「管理作業は大変だが、収穫時期に今まで頑張ってきた分の成果が出るので喜びは大きい」と語る。

 さらに「父親から学びながら、今よりおいしいものを作ってお客さんに満足してもらえるように頑張りたい」と話す天野さんからは、家の畑を守っていこうという強い意志が感じられた。

 


大学生記者
福岡女子大学 田中李歩さん