学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

JA直鞍管内ブロッコリー 筒井 一寿さん(29)
試行錯誤も「楽しい」


「農業は楽しい」と笑顔で話す筒井さん

 今回取材したのはJA直鞍の管内でブロッコリーを栽培する筒井一寿さん(29)。他にも水稲、麦、大豆などを栽培しており、全体で22ヘクタールほどの畑を父と2人で管理している。

 高校生のときから農業を始め、卒業してから就農。農業に対する葛藤はなく「こんなに面白いものはない」と感じていたという。

 生産への工夫は、徹底した除草や土の中に窒素を残さない、有機質肥料の使用などの環境づくりに現れている。特に、有機質肥料のバランスによって糖度や柔らかさが変化すると、今でも試行錯誤を繰り返しながら管理しているそうだ。また、そういった過程が楽しいと語る。

 その半面、広大な土地であるため1日4、5時間しか睡眠が取れなかったり、日が昇る前の午前0〜3時に収穫や作業をしたりするなど苦労も多いそうだ。そんな工夫や苦労の末に出荷された作物に対して「おいしかったよ」「買ったよ」といった消費者からの直接の声が励みだと話す。

 「安心・安全なものを食卓に」を伝えてほしいこととして語る。その言葉をより強いものにするための努力が取材の中で強く感じられた。

 


大学生記者
日本赤十字九州国際看護大学 横山佳奈さん