学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

シュンギク 福田 篤さん(22)
夏生産に挑み差別化


日々新しいことを探求している福田さん

 今回取材したのは、JA福岡市でシュンギクを生産、出荷する福田篤さん(22)。両親と兄、パート従業員の5人で営んでいる。祖父母がシュンギク農家で、中学生のころに作業を手伝ったことをきっかけに、農業に興味を持つようになった。現在、シュンギクは年間約15トンを出荷している。

 他と同じことをしていては差が生まれないとの教えから、就農3年目にして夏の生産に挑んだ。冬の作物であるシュンギクの夏の生産は、他農家ではほとんど取り入れておらず、菌や虫の繁殖など目に見えない苦労が多くある。

 しかし福田さんは、その苦労が自分自身を奮い立たせていると話す。その裏には、同じシュンギク農家の浜地和久さんと息子、智治さんの支えがあった。「2人から夏季栽培を一から教わり、挑む機会を与えてもらった。冬の作物であるシュンギクの周年栽培の実現が2人への一番の恩返し」と語る。その支えや期待を糧に、日々新しいことを探求し続けている。

 取材を通じて、福田さんのような若手農業者が今後の農業の未来に光を当てると痛感した。

 


大学生記者
中村学園大学 船越 みなみさん