学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

圧巻の樽栽培トマト ― 「サングリーン鞍手」(JA直鞍)

直売所に掲げる、地元青年部の力作
直売所に掲げる、地元青年部の力作

 今回は、私の地元の直売所「サングリーン鞍手」を訪れた。地元生産者の自慢の野菜が並ぶ店だ。店先で真っ先に目に入ってきたのは、山積みにされた高菜の束。私の想像とは違って生の高菜だ。

 片手で持つのは困難なほど大きな束が4つで200円。初めて見る大きさと安さに驚きを隠せなかった。

 その後、店内に入り目を引いたのは、真っ赤に染まったトマト。一口にトマトといっても、鞍手産のもので三種類並んでいた。

 中でも興味を引いたのが「樽(たる)栽培トマト」。初めて聞く名前だ。そういう理由で、直売所から車で5分、鞍手の樽栽培トマト元祖である石田祐二さん(41)に話を聞いた。

 樽栽培とは、その名の通り、樽に入れてトマトを栽培する方法で、利点は3つ。

 1つ目は、病気が伝染しにくいこと。樽ごとに苗が植えてあり、根と根がつながっていないのが特徴だ。次に、成長が早いこと。最後に、トマトの大きさや味加減の調整がしやすいことだそうだ。肥料濃度と水の関係でどんな味にもでき、客のニーズに合った大きさにできるという。他にも、農薬散布の回数が減るなどといった利点があるそうだ。

 早速トマトを食べてみた。味が濃く、甘い中にもトマト特有の青臭さもあり、とてもおいしかった。これからも自分の地元、鞍手産野菜の新たな一面を発見していきたい。

メモ

「サングリーン鞍手」

大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん
大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん