学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

「白川米」求め遠方から ― 「ふれあい市場苅田店」(JA福岡みやこ)

午前中からにぎわうふれあい市場苅田店
午前中からにぎわうふれあい市場苅田店

 オレンジ色のお店の外観。それに劣らないほどにぎわった店内。そんな苅田の直売所の中を、赤いエプロンを着たスタッフの方々が、忙しそうに動き回っている。「いらっしゃいませ~」という明るい声とともに、野菜や魚の説明をする元気な声が響き渡っている。「この直売所、なんか好き!」直感でそう思える雰囲気が広がっていた。

 パート長の仲川美智子さんは、「きちんと選んだものを売り、お客さまとの間に交流があるような直売所を目指している」と思いを語った。

 そんな思いにひかれ、若い主婦がお店へ通う。子ども連れの主婦が、ベビーカーを押しながら買い物する姿や、お店の中で「久しぶり~」など、知り合いに出会いおしゃべりが始まる様子も見られた。

 「スーパーとは鮮度・値段が全然違う!」「子どもにいいものを食べさせたいから」「地場産で何より安心だから」。子ども連れの主婦3人に、この直売所を選ぶ理由を聞いたところ、こんな声が寄せられた。

 フキやワラビ、苅田で取れたものがたくさん並ぶ中、苅田の直売所ならではのものといえば白川米。農薬と化学肥料を通常の半分以下に減らして作られており、いわゆる"減々米"と呼ばれている。そんな減々米を求めて、若い主婦たちはもちろん、門司や八幡から予約までして買いに訪れる白川米ファンもいるほどだ。

 毎月8の付く日がお米の日、毎月2、3回は魚の日を作るなど、ふれあい市場苅田店のスタッフの思いはサービスにも表れていた。

メモ

「ふれあい市場苅田店」
JR苅田駅前商店街に位置し、2010年度売上高約2億円で、年間利用客数は18万3000人。

大学生記者 福岡女子大学・濱田翔子さん
大学生記者 福岡女子大学・濱田翔子さん