学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

「利用者第一の品と価格」 ― 「博多じょうもんさん周船寺市場」(JA福岡市)

色とりどりの花々と優しさが消費者との絆
色とりどりの花々と優しさが消費者との絆

 通勤や買い物客が行き交う街の中、JR周船寺駅の側に「博多じょうもんさん」がある。店内に入るとすぐに、色鮮やかなフリージア、洋ラン、さまざまな花々とその香りが私たちを迎えてくれる。今津の艶やかなイチゴや能古島の香り豊なミカンなど、豊かな土地と自然に恵まれた福岡市西部からの農作物が販売されている。地産地消は鯉川弥寿則店長のこだわりだ。

 特に花は、1束1種類だけではなく、数種類を奇麗に組み合わせた花束を置いている。さらに、消費者の手に取りやすい本数にして販売している。そのために、用途に合わせて花束を選ぶことができる。花を実際に購入した女性は「仏壇の花と、飾り用の花を買いに週に数回訪れている。何よりここは値段が安いからうれしい」と言う。

 花束の価格は100円からなので、時期によって変わる花々を手軽に手にすることができる。「母の日」には、棚が真っ赤なカーネーションで埋め尽くされるそうだ。

 「博多じょうもんさん」には消費者のことを一番に考えた価格設定やポイントサービスなど、利用者が喜ぶ魅力がたくさんある。その優しさが店内にあふれ、従業員と消費者がたわいなくおしゃべりをする空間だ。何といってもここに来ると店長、従業員、そして消費者の笑顔が待っている。皆さんも一度足を運べば「博多じょうもんさん」を好きになること間違いなしだ。

メモ

「博多じょうもんさん周船寺市場」
店内加工所で女性グループが作る総菜や弁当が人気の直売所。2010年度の販売額は1.2億円、利用客数14万人、客単価900円。

大学生記者 福岡女子大学・河毛和子さん
大学生記者 福岡女子大学・河毛和子さん