学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

酢漬けラッキョウ堪能 ― くしはらの里(JAくるめ)

「くしはらの里」店前で笑顔の笠さん
「くしはらの里」店前で笑顔の笠さん

 JAくるめの「くしはらの里」店内は、さまざまな野菜が並べられている。笑顔で出迎えてくれたのは、「くしはらの里」出荷者副代表の笠ユキ子さん(67)だ。

 笠さんは少量多品目の農業経営をしており、シーズンごとに10種類ほどの野菜を出荷している。今の時期ではピーマン、キュウリ、オクラ、ゴボウなど。笠さんの一押しは、自宅で調理している酢漬けラッキョウだ。この原材料のラッキョウも自らが生産し、添加物を使わずに酢と砂糖、塩、唐辛子だけで味付けしている。しゃきしゃきした食感で甘く、いくらでも食べられるおいしさだった。

 小柄な笠さんが笑顔で目を細めて話しているのを聞いていると、野菜を作ることがとても好きで、この仕事を心から楽しんでいる様子がうかがえた。

 また年に4、5回催されるイベントでの炊き出しに毎回参加し、そこで消費者との交流を深めているという。

 消費者との距離を縮めながら、よりおいしい野菜作りを目指す笠さんの目標は、「お客さまに喜んでもらうこと」だそうだ。そのために、農薬はできるだけ使わないようにするなど、安全性に気を付けている。

 最近頻繁に降る雨の影響で収穫率が悪いことや、後継者がいないことなどの悩みを抱えながらも「この仕事が楽しい」と笑顔で答えてくれた。

メモ

JAくるめ「くしはらの里」
「くしはらの里」は露地中心の地場野菜が豊富な店舗で、スタッフの元気なあいさつが人気。2010年度販売高約5200万円、利用客数5万2000人。

大学生記者 福岡女子大学・小牧茜さん
大学生記者 福岡女子大学・小牧茜さん