学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

菓子の優しい味が好感 ― ふれあい市場今川店(JA福岡みやこ)

中川さん手作りのビスコッティとクッキー
中川さん手作りのビスコッティとクッキー

 今回訪れたのは、手書きのPOP(購買時点広告)が印象的でにぎやかな温かみのある売り場をつくり出している「ふれあい市場今川店」。レジ横には手作りのビスコッティやクッキーが1袋100円とリーズナブルな価格で販売されていた。

 出荷しているのは「焼き菓子工房なかがわ」の中川敬子さん。1日にビスコッティだけで約1500枚も焼き、その他クッキーも6、7種類製造している。ビスコッティはイタリアの船乗りさんが保存食として食べていた固焼きビスケットのこと。

 中川さんは手作りの菓子を食べる機会が少ない子どもたちや、固いものをあまり食べないことからビスコッティを作り始めた。子どもに手作りの温かみを感じてもらい、大人になってから自分の菓子を懐かしく思ってもらいたいという思いで菓子を作っている。

 中川さんの菓子作りに対するこだわりは添加物やバターは使わず無漂白の小麦粉とコレステロールゼロの植物油、卵はその日の朝に産まれた新鮮なものを使用している。

 私もビスコッティを食べたが砂糖控えめで、1袋4枚をあっという間に食べていた。中川さんの優しい人柄がよく分かるような優しい味だった。

 将来はアレルギーの子どもでも食べられる菓子や天然酵母のパンにも挑戦したいそうだ。私も中川さんのようにいくつになっても夢や生きがいを持って人生を送りたい。

メモ

JA福岡みやこ「ふれあい市場今川店」
目の行き届く店内は、販売スタッフ手作りのPOPや笑顔があふれている。2010年度販売額6689万1000円、利用客数7万3000人。

大学生記者 西南学院大学・山口和歌子さん
大学生記者 西南学院大学・山口和歌子さん