学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

絶妙な甘さ餡餅が人気-ゆめ畑筑紫野店(JA筑紫)

「まきば」店内で笑顔が素敵な三宅さん
「まきば」店内で笑顔が素敵な三宅さん

 「こだわりを持っておいしい物を提供し続けることが目標ですね」。三宅牧場まきば代表の三宅静恵さん(38)は、はつらつとした笑顔で語ってくれた。

 三宅牧場直営店「まきば」では、両親が生産したもち米やうるち米を、娘の静恵さんが加工し販売している。また、JA筑紫「ゆめ畑筑紫野店」をはじめ「ゆめ畑」他店舗へも餅やかしわ飯を出荷しており、ファンが多い。

 お薦めは、野生のヨモギと自宅で生産したもち米、直接卸してもらう餡子(あんこ)から作ったヨモギの餡餅だ。安全・安心な材料を、杵(きね)つきで作るというこだわりようだ。

 パックを開けると、新鮮で深いヨモギの香りが広がる。食べると、もちっとしたかみ応えがありながらも柔らかく、餅本来の味と餡子の優しい甘さが絶妙でおいしい。正月が近くなると、杵つき餅の予約販売を行う。

 三宅さんは「餅はもち米のみで作っているので時間がたてば固くなる。数はあまり作れないけれど大切に作っているから、顔を見て売りたい」と話す。

 最近は、餅をつく家庭が少なくなった。日持ちさせるために、さまざまな添加物が入っている餅商品も多い。しかし「まきば」の餡餅からは日本の伝統の味がする。このように、直売所では、多くの伝統の味を伝えている。

 

メモ

「ゆめ畑筑紫野店」は、地元の新鮮な野菜と魚介類が人気。食事所「ゆめ天家」も大人気。2010年度販売高は2億4260万円、来客数は19万6000人。

大学生記者 福岡教育大学・円城寺理絵さん
大学生記者 福岡教育大学・円城寺理絵さん