学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

GOYA野菜 病みつき-ふれあい市穂波店(JAふくおか嘉穂)

みずみずしい「GOYAさんちの野菜」と合屋さん
みずみずしい「GOYAさんちの野菜」と合屋さん

 「ふれあい市穂波店への出荷を休んだことがない」というのは、農業歴8年になる合屋正洋さん(30)。冬はキャベツ、カブ、ブロッコリー、水菜、正月に欠かせないかつお菜などを栽培している。露地栽培で年間約20種を育てているそうだ。広大な敷地には、丸々としたカブが育っている。

 その場でカブをむいてもらい、1センチほどに厚く切られたものを生のまま味わった。甘くてみずみずしい。かむほどに広がる甘味は野菜ではないようだ。ぱりぱりと音を立てるほど食感もいい。

 農業を始めたきっかけは、家が農家だったから。高校卒業後は東京の農業の大学に行った。

 こだわりは「豊作でも不作でも値段を変えないこと」。どちらでも、野菜には同じ手間を掛けているからだ。また、年間を通していつでも出荷できるようにしている。夏は午前3時30分、冬は5時からと、温度で品質が落ちないように野菜を収穫する。

 「GOYAさんちの野菜」と自身でシールをデザインし、ブランディングも手掛けている。市場では野菜の出どころがつかみにくいためだそうだ。合屋さんちの野菜は近くの居酒屋で「合屋さんちのサラダ」とメニュー化されるほど。

 そんなこだわり野菜が直売所で手軽に手に入る。一度食べたら病みつきの味だ。

 

メモ

JAふくおか嘉穂「ふれあい市穂波店」は、地元食材を使った弁当や手作りこんにゃく、甘い脂身と柔らかい肉質が自慢の筑穂牛がお薦め。2010年度販売高は1億9700万円、利用客数16万3000人。

大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん
大学生記者 福岡女子大学・井寺仁美さん