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かしわ飯 素材味で勝負-ゆめ畑大野城店(JA筑紫)

生涯現役! 元気いっぱいのベジタブル山田メンバー
生涯現役! 元気いっぱいのベジタブル山田メンバー

 午前10時30分、JA筑紫「ゆめ畑大野城店」の売り場に、出来上がったばかりの弁当や総菜が並ぶ。総菜加工グループ「ベジタブル山田」の皆さんが心を込めて作ったものだ。

 一番の売りは、かしわ飯。ここのかしわ飯の具は、鶏のモモ肉だけで、酒としょうゆとだしで味付けた非常にシンプルなものだ。シンプルだからこそ、その良しあしが味に直結する。

 早速、自慢のかしわ飯弁当を試食してみた。鶏肉と調味料は、炊きこまずに後から混ぜ込んでいるため、しつこさがなく、最後まで飽きずに食べることができた。おかずは、なます、煮しめ、卵焼き、ポテトサラダ、おひたし。この日は、正月明けということもあって黒豆も添えられていた。季節や旬を感じさせるメニューで、おばあちゃんの味がした。

 総菜や弁当で使用している食材は、ほとんどがベジタブル山田のメンバーで生産したものだ。足りない食材は、ゆめ畑大野城店で売っているものを使う。素材から安心だ。

 ベジタブル山田のメンバーは6人、平均年齢は70代だ。皆さん年齢を感じさせず、生き生きとして元気いっぱいである。その原動力は、野菜作りから、弁当や総菜へ加工する喜び、その商品に対し客からおいしいと喜ばれることだ。さらに、その喜びを共有し分かち合えるメンバーがいることである。

 

メモ

「ゆめ畑大野城店」は、明るい店づくりをモットーに笑顔がいっぱいの販売スタッフが人気。野菜ソムリエが常駐。2011年度販売高は2億4200万円、年間利用客数19万6000人。

大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学・内田安貴さん
大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学・内田安貴さん