学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

おいしい野菜アピール-めぐみの里(JAみい)

田中さん自慢のダイコン
田中さん自慢のダイコン

 小郡市にあるJAみいは、地域で生産された新鮮な野菜を学校給食にも利用している。今回、めぐみの里の出荷者で学校給食プロジェクトに参加している野菜生産者、田中浩さん(59)に話を伺った。

 田中さんは販売業を経験し、自分で作った物を売りたいと、10年前に脱サラして農業を始めた。こだわりは「自信を持ってアピールできる物を売る」こと。直売所だと自身の名前が出る。学校給食だと親戚や知人の子どもが食べる。当然、自信のある物しか出せないという訳だ。

 農業は自然との闘いだ。時にはうまく生産結果が出ないこともある。そんなとき、手塩にかけた野菜が高い価格でも売れると「自分を評価してくれた」と自信がつくという。商品価格が、消費者とのコミュニケーションツールになっている。

 独自で商品の調理法を載せたちらしを作り、直売所の売り場に掲示するなど、田中さんは消費者とのコミュニケーションを大事にしている。質のいい物を作り、消費者と野菜を通して語り合うことが夢だそうだ。今日もその思いが、田中さんをおいしい野菜作りへと動かしている。

 

メモ

「めぐみの里」は、地元鶏卵農場とJAみいとのコラボレーション商品「米粉ロール」や、女性部手作りの合わせみそ「みいの光」が人気。2010年度販売高1億4800万円、年間利用客数13万人。

大学生記者 九州大学大学院・櫻木公仁子さん
大学生記者 九州大学大学院・櫻木公仁子さん