学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

甘いキャベツが売れ筋-博多じょうもんさん入部市場(JA福岡市)

自慢のキャベツと樋口さん
自慢のキャベツと樋口さん

 国道沿いにある活気あふれるJA福岡市の直売所「博多じょうもんさん入部市場」に、オープン当初からいろいろな野菜を出荷し続けている樋口重子さん(69)。高校卒業後、ずっと農業を行っているベテランだ。こだわりは、化学肥料をできるだけ使わないようにと、油かすやもみ殻を混ぜた肥料や牛ふんの堆肥を使っていることだ。

 入部市場ができるまで、青空市場という約20人の農家が集まって週に1回、地面にござを敷いて野菜を販売していた。今は、直売所に置いておくだけで販売してもらえて楽だと思う一方、客との対話がなくなり寂しいと語る樋口さん。

 便利さと引き換えに、人と人の距離が離れていくのかもしれない。そこで、樋口さんは直売所へ通う消費者との対話を大切にする。

 自宅で樋口さんのキャベツを調理してみると、その新鮮さに驚いた。ぱりっと張りのあるキャベツ。思わず生でかじってみると「甘い!」。

 樋口さんの野菜を求めて直売所に来る青空市場時代からのファンがいるが、なるほど納得である。

 

メモ

「博多じょうもんさん入部市場」の清潔感ある店内には、特産のキャベツや露地野菜が豊富。手書きレシピも人気だ。2010年度販売高は1億4500万円、利用客数11万5000人。

大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学・山﨑衣織さん
大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学・山﨑衣織さん