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手作り本物のみそ提供-大地の恵み曽根店(JA北九)

ひまわり農産加工グループのメンバー
ひまわり農産加工グループのメンバー

 JA北九には活気あふれる、ひまわり農産加工グループがある。JA北九の前身である北九州曽根時代に婦人部で結成された。今回はそのメンバーである宇戸田美恵子さん(78)に話を伺った。

 一押し商品は手づくりみそ。味噌作りは1987年から始めた。きっかけは「何か加工を」と当時の組合長に相談したところ「みそを造りましょう」と提案されたからだ。地場産の米、県内産の大豆、赤穂の天塩と原料にこだわり、添加物を一切使用していない。みそ造りに欠かせない麹(こうじ)も一から作っている。麹造りには発酵器ではなく、むろを使う。そのため、麹菌がふっくらしているそうだ。

 みそは約4日の作業工程を経て出来上がる。みそ造りを始めてから麹漬けや塩麹など、加工の幅が広がった。他にも餅やすし、おこわと実にさまざまなものを作って、JA北九「大地の恵み曽根店」で販売している。

 宇戸田さんには、子どものころ、母親たちが麹やみそを造っていた記憶がある。そこで多くの人に「本物のみその味を知ってほしい」という思いが強い。

 「若い後継者が欲しい」と言いながらもパワフルに働くお母さんたちが作るみそを食べたら、とても元気が出てきそうだ。

 

メモ

「大地の恵み曽根店」のコンパクトな店内は買い物がしやすく、アットホームな雰囲気が人気。2010年度販売高は4490万円、年間利用客数は6万2000人。

大学生記者 九州大学大学院・櫻木公仁子さん
大学生記者 九州大学大学院・櫻木公仁子さん