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こだわりは“安全・安心”-JAみづま「ハトムギ生産部会」(JAみづま)

人気のペットボトルを持ち、ほほ笑む堤部会長
人気のペットボトルを持ち、ほほ笑む堤部会長

 全国有数のハトムギ産地である三潴町。三潴町のハトムギは転作作物として1980年から作付けされている。

 JAみづまのハトムギ生産部会は収量の安定を目指して2008年に発足し、現在17人(12年度)が活躍している。部会長の堤豊さん(63)に話を伺った。

 部会でのこだわりは"安全・安心"だ。指定農薬を守るように徹底し、専門家が作成する栽培カレンダーに沿って栽培される。種子の育成から収穫までの全てがJAみづまで行われる。また、ハトムギ栽培に最も重要なことは除草。暑い夏であっても手間暇をかけることを惜しまない。

 現在、収穫されたハトムギの一部は、ペットボトルの「久留米はとむぎ茶」や無添加みそ「みづまの里」などの加工品として、JAや市役所で販売されている。

 ハトムギに付加価値を付けることで生産者の収益を上げ、消費者に健康食材であるハトムギを、より手軽に味わってもらうための取り組みだ。

 今後の部会の目標は、加工品としてのハトムギの用途をさらに増やし、販路を拡大することだ。女性部と共同でかりんとうなどの試作が行われている。

 ペットボトルのはとむぎ茶を飲んでみると、すーっと喉に入ってきて、癖になる香ばしさが漂う。優しい味に堤さんの笑顔が浮んだ。

 

大学生記者 九州大学・今井温美さん
大学生記者 九州大学・今井温美さん