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「有核巨峰」の隠れ産地-JA直鞍「ぶどう部会 鞍手支部」(JA直鞍)

丁寧に巨峰の収穫を行う岡松さん
丁寧に巨峰の収穫を行う岡松さん

 青空の下、民家の立ち並ぶ鞍手町を車で走っていると、夏を感じさせる青々としたブドウ園が見えてきた。今回はJA直鞍ぶどう部会鞍手支部副支部長の岡松寿紀さん(38)を取材した。

 岡松さんの作業場を伺ってみると、そこには収穫したばかりの濃い紫に染まった黒真珠のように輝くブドウ「巨峰」があり、作業場には甘ーい香りが漂っていた。

 岡松さんのブドウ園は、1930年に岡松さんの祖父が始めたのがきっかけで、3世代にわたりおいしいブドウを栽培し続けている。岡松さん自身、20歳のころから18年間、栽培に携わるという、ベテランブドウ農家だ。

 こだわりは、化学肥料を一切使わず有機肥料だけで栽培する甘味の強い「有核巨峰」。取れたての「有核巨峰」を口に入れると、プチっと皮が破れ、ぷりぷりとした果実から甘い汁が、口からこぼれんばかりにあふれ出した。この甘味は、夏の味だ。

 消費者の「おいしかった」という言葉を聞きたいという岡松さん。8月には道沿いに作業場を兼ねた店舗、岡松農園を出し、消費者との交流を楽しむ。おいしいブドウの隠れた産地、JA直鞍管内に足を運び、おいしいブドウを賞味したらどうだろうか。

 

大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学の山崎衣織さん
大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学の山﨑衣織さん