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糖度抜群 絶対の自信-JAふくおか八女キウイフルーツ部会長 原昌彦さん(58)

牛の体調管理に余念がない武田部会長 
鈴なりのキウイフルーツ畑で 


 実りの秋、今回はJAふくおか八女キウイフルーツ部会長の原昌彦さん(58)にお話を伺った。キウイフルーツと聞くと輸入物のイメージが強いが、最近は国内産も生産量を大きく伸ばしている。八女は国内でも有数のキウイフルーツ産地だ。

 主に緑の果肉の「ヘイワード」と黄色い果肉の中心に赤い果肉が広がる「レインボーレッド」の2種類を生産している。私は初めて「レインボーレッド」を頂いた。見た目の鮮やかさが美しく、口に入れるとその甘さに驚かされた。糖度は17以上もあり、みずみずしく、酸味がほとんどないため、女性や子どもに人気なのがうかがえた。

 部会のこだわりは(1)量の確保(2)付加価値(3)安全・安心――を掲げている。組合員はおよそ500人、出荷量は年473トン。消費者にちょうど食べ頃を届けるため、追熟させたものを市場に出荷し、さらに出荷先ごとに追熟の度合いも変えるこだわりようだ。

 消費者はおいしく味わえ、リピーター(再購入者)が生まれることで、生産者はより一層生産に励むことができる。また、植物本来の力を生かした栽培を行う。木にストレスをかけ、甘く大きな実をつけさせる。手間が掛かり、木の傷みも早いリスクはあるが、消費者に自信を持った商品を提供するためと、誇らしげだ。

 原さんは、国内のどの産地よりも品質には絶対の自信があるという。百聞は一見にしかず。手に取って味わってみれば、とりこになること間違いなしだ。

 

九州大学農学研究院・櫻木公仁子さん
大学生記者 九州大学農学研究院・櫻木公仁子さん