学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

JAにじ女性部柿加工グループ/こだわり柿チップス

笑顔がすてきなメンバー
笑顔がすてきなメンバー

 こだわりは素材。規格外品でありながら、いいものしか使わないというJAにじ女性部柿加工グループ。メンバーは13人、2000年に結成し、13年目を迎える。

 結成のきっかけは乾燥機が眠っていたこと。この乾燥機を生かして何かできないかと試行錯誤の上、柿でチップスを作ることになった。

 決め手は乾燥したときの柔らかさやジューシーさ。規格外品の柿を買い取り、皮をむき、乾燥する。開発中の難しさは堅さの調節。温度調節をすることでチップスの堅さを調整する。このグループの「柿チップス」は、半生が鍵だ。

 半乾燥により、柔らかくかめばかむほど柿の甘さがにじみ出てくる。お年寄りから幼い子どもまで食べることができ、デイサービスセンターなどでも喜ばれたという。

 また、皮をむく必要がないことも大きなポイントだ。年間700キロ、1カ月以上かけてこれらの作業を手作業で行う。

 このグループは、柿農家だけではなく職業はばらばらだが、仕事が楽しいという声は共通している。グループの皆さんの楽しみは、年に1回の旅行。「疲れたっちゃ、またいこーと思う」とグループの一人は語る。

 和気あいあいとした雰囲気の中で作られた柿チップスは、耳納の里など地元直売所や道の駅で購入できる。

 

大学生記者 福岡女子大学 井寺仁美さん
大学生記者 福岡女子大学 井寺仁美さん