学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

JA粕屋直売所 藤木須恵子さん/野菜 おいしさ伝える

おいしいと評判のタマネギドレッシング
おいしいと評判のタマネギドレッシング

 「おいしくできた野菜を余すことなく使いたい」。そう話すのはJA粕屋の直売所で人気商品を提供している藤木須恵子さん(60)。

 今年、同JAの農産物直売所「ふれあいの里」を退職した藤木さんは、働いていた時から野菜を使ったレシピやおいしい食べ方を提案していた。その経験を生かし、現在はタマネギドレッシングや漬物を製造し、直売所へ出荷している。

 家族が野菜を作り始めたことが、漬物やドレッシングを作るきっかけになった。年々、収穫量が増え、自分たちで食べるには多過ぎるほどたくさん実った。「せっかく実った野菜を腐らせることなくおいしく食べてあげたい」という思いから、加工品作りが始まった。「もともと料理が好きで、食べ物を変身させることが好き」と話す藤木さん。食べ切れなくなったタマネギを見て思いついたのがドレッシングだった。

 添加物は一切入っていないため、新タマネギから作るドレッシングは素材の甘味が引き立つ。魚や肉にかけてもおいしいが、特に生の夏野菜にかけて食べるとさっぱりして食べやすく、非常においしい。

 スライスしたトマトにかけるシンプルな食べ方が私のお薦めだ。

 新タマネギの時期が終わるとタマネギに辛味が出てくるため、一度は製造をストップしたが、お客さんからの問い合わせが殺到したため期間を延長して製造している。

 「加工品でも旬のものを利用して、野菜本来のおいしさを味わうことが大事」これからも農作物に携わる人として、野菜を大切にし、そのおいしさを得意な料理で伝えていく。

 

大学生記者 福岡女子大学 大石真友穂さん
大学生記者 福岡女子大学 大石真友穂さん