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JAふくおか嘉穂女性部 稲築加工部/新鮮素材で自慢の味

いきいきと輝いている加工部のメンバー
いきいきと輝いている加工部のメンバー

 JAふくおか嘉穂女性部稲築加工部・部長の中村由美さん(58)に話を伺った。

 稲築加工部は立ち上げから3年目で、50〜80代の23人でジャムやみそを加工している。主力商品は「こしょう味噌(みそ)」「いちごジャム(あまおう)」「いちじくジャム(とよみつひめ)」の三つだ。季節により、摘果メロンやキュウリのかす漬けも製造する。

 「こしょう味噌」は、味噌加工部が作ったみそに、こしょうといったいりこを混ぜ込んでいる。食べてみると、いりこの歯触りと風味が斬新で、ぴりっと効いたこしょうがおいしい。歯触りが苦手な人のために、いりこを粉末にしたものも作っている。炊きたてのご飯や温野菜にもよく合いそうだ。

 地元の素材を用い、新鮮な材料で作れることが一番の強み。ジャムは果実、砂糖、レモンだけで作り、防腐作用が見込めるぎりぎりまで砂糖を控えるなど、こだわりを貫く。「家族も毎朝、ジャムをヨーグルトに入れて食べているのよ」と優しい顔で語る。食べてくれるお客さんの健康や笑顔を考えて作っているから、優しい甘さになるのだろう。

 自慢の商品をたくさんの人に食べてほしいとの思いから、工夫を重ねる。昨年の夏にかわいいギフト用のラベルを作成し、セット販売を始めたところ好評を得ているそうだ。

 今後は勉強会を重ねながら、販路拡大を目指したいと話す加工部メンバー。

 ジャムは420円(150グラム)、「こしょう味噌」300円(200グラム)で販売しており、ふれあい市やイベントで購入できる。

 

大学生記者 福岡女子大学 田中丸あいさん
大学生記者 福岡女子大学 田中丸あいさん