学ぶ:ぐるり直売所 大学生記者が行く!

JA糸島女性部 あぐりくらぶ/安心 地場産100%の麹

チャレンジ精神旺盛なメンバー
チャレンジ精神旺盛なメンバー

 JA糸島女性部「あぐりくらぶ」は、糸島産の米を100%使った米麹(こうじ)と塩麹を作っている。「私たちが作っているから、安心して食べてほしい」と、あぐりくらぶ代表の鎌田陽子さん(66)。食の安全について考えることの多くなった現在、作り手の顔が見える安心感は大きい。「私たちが普段から食べているものを、消費者にも届けたい」と熱く語る。

 同くらぶ設立の目的は、地場産の農産物を地元の消費者に知ってもらい、糸島の農業への理解を深めてほしいことや、福岡県女性農村アドバイザーの任期中に学んだことを地域に還元したいなど、地元への思いがあふれている。

 麹作りにとどまらず、イチゴ狩り、青大豆の収穫といった農業体験や、糸島の郷土料理の「そうめんちり」を作る料理教室など、消費者を巻き込んだイベントが多いことが特色だ。

 ゲストティーチャーとしても、地域の小・中学校で調理指導をするなど、食農教育の基礎をつくる活動も行っている。

 やりたいことはたくさんある。一人で始めるには難しいことも、あぐりくらぶでは挑戦できることも魅力の一つだ。

 2002年に設立され、10年以上も活動を続けてこられた秘訣(ひけつ)は、メンバーが同じ目標に向かって前を向いていることだ。消費者や、いろいろな分野の生産者との交流も刺激となり、学びの場になっている。

 「生涯現役、生涯学習よ」と、パワフルで明るい糸島の母ちゃんたちは、本物志向の味を求めてこれからも活動を続けていく。

 

大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学 内田安貴さん
大学生記者 日本赤十字九州国際看護大学 内田安貴さん