学ぶ

ブロッコリー

JAみい小松菜

自然と共に育むブロッコリー
丁寧な仕事が立派な野菜を作る!

今回お話を伺ったのは北九州市若松区でブロッコリーを生産している、大庭正義さん。若松産のブロッコリーはその味に定評がある。

「畑のすぐ近くに玄海灘があるので、ブロッコリーは潮風に揉まれながら大きくなっていきます。厳しい環境で育った野菜は、身のしまりが良く、甘みや旨みが凝縮されているんですよ」

自然環境が美味しさを育む反面、農業の難しさもやはり自然環境に左右されることだと言う。

「その年の気候によって、流行する病気も変わります。でもある程度、畑ごとにかかりやすい病気の傾向があるので、この畑にはこの病気に強い品種を植えていくというような対策を行っています。それと、肥料の量も天候に左右されます。暖かくて雨が多いと、肥料が効きすぎて根が腐ったり…。だから、生育状況を見ながら臨機応変に調整しているんですよ」

さて、一年間で約60トンものブロッコリーを出荷しているという大庭さん。それだけの量を生産しながらも、一つひとつの工程は実に丁寧に進めていく。

「野菜は正直なので、手間暇をきちんとかけるといいものができます。例えば土づくり一つとっても、健康な土壌でないと健康な野菜は育たないので手を抜くということは出来ません。そうやって立派な野菜が出来ることが何よりも嬉しいですね」

氷詰めで新鮮に!
店頭に並ぶまで美味しさ保つ工夫

消費者にとって野菜の大切なポイントは、なんと言っても新鮮さ。若松のブロッコリーは鮮度を保つためにある工夫をしているという。

「出荷場に各農家が持ってきたブロッコリーは、そこで箱詰めされます。そのときに、すぐに野菜が冷えるように段ボールの中に氷を詰めているんです。そうすることで気温が高いときでも、鮮度を保ったまま運搬できるんですよ」

(平成27年12月 取材)

協力:福岡県農林水産物ブランド化推進協議会