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トマト

JAみい小松菜

水耕栽培のトマトは水の管理がキメ手

先日、RKB「今日感テレビ」のコーナーでトマト入り酢豚が野外料理で披露されましたが、一棟が1600坪というこの広大なハウスのある吉井町の敷地は水耕栽培で、なによりも大事なのが水の管理、と語るのは生産者の中川直さん。

「水耕栽培のトマトはよく水っぽいとか言われることもありますが、うちはコンピューターを使って水管理を完璧にやってますからそんなことはないですよ。確かに水耕は根ぐされしやすいので、水を使いこなすのが難しいんですけどね。ただし、土耕壌栽培と違って連作障害を起こさないというメリットはあります」

食卓で理想的な状態に

さて、訪ねたのはちょうど葉カギという作業の最中。すでに実を収穫してしまった部分の葉を切りとっていくのだ。まわりに実がない葉はいらないし、まだなっている実に、より日がよく当たるようにするためだ。

「トマトは枝の下から育っていきます。収穫したトマトは、店頭にならぶころに良い色になります。どの程度の状態でほしいのかという指定が市場から来るんですよ」

ハウス桃太郎が人気の理由
それは味のバランス

そのトマトの銘柄は“ハウス桃太郎”。元来の桃太郎よりも、おいしい品種だという。

「桃太郎は20種類ほど存在しますが、JAにじトマト部会ではそのうちの3種類を作っています。トマトの味は糖度と酸味と食感のバランスが大事。これが優れているのがハウス桃太郎なんですよ。食べ方としてはやっぱり生がいちばんですが、冬は煮込んだりしてもおいしいですね」

このハウスで年間に140トンものトマトを出荷するという中川さん。筑後川の風を受けて、まだまだ忙しいシーズンは続く。

(平成27年11月 取材)

協力:福岡県農林水産物ブランド化推進協議会